11月16日(日)に八女市、べんがら村で「ふるさと愛プロジェクト」が開催されました。このプロジェクトは、八女市の高校生5校が参加しています。地元のイイものをもっと全国の人に知ってもらいたいという思いで、高校生と地元企業が一緒にふるさと納税の返礼品を開発しました。今回は福高生が半年かけて開発したふるさと納税返礼品を紹介します!
ジャジャじゃーん!!

私たちは株式会社マルミツサンヨーと協力して八女市の特産品を使ったゼリーを開発しました。種類として、「ミックスゼリー」「ブルーベリーゼリー」「八女抹茶ゼリー」「渋川栗羊羹風ゼリー」の4つがあります。このゼリーは八女市の伝統工芸品である”八女提灯”をモチーフにし、パッケージは八女市の”和紙”をモチーフにし、八女の魅力である黒木の大藤や燈籠人形、石灯籠、茶畑を詰め込みました!
実はこのゼリーには「燈」という名前をつけました。「燈」という由来は提灯の明かりを意味し、食べた人の心がほっと温まってほしいという思いを込めました。
商品企画段階を少しお見せします!
〈サムネ画像作成〉
夏休み期間中、シフトプラス株式会社様に協力していただきサムネ画像の写真撮影を行いました。撮影中はゼリーをのせる皿や背景を工夫し、試行錯誤を重ね、おいしく見せるにはどうしたら良いかを考えました。最初、皿は白色を使っていましたが、私たちの提案で黒色を使い、よりインパクトのある見た目になりました。渋皮栗羊羹風ゼリーと八女抹茶ゼリーの写真にある葉は共同開発を行ったマルミツサンヨー株式会社様の方の提案で追加されました。葉っぱが追加されたことでより渋さやカッコよさが出てとても良い写真になりました。


〈商品開発概要について〉
商品開発概要では、下の画像にもあるように、商品開発概要シートを用いて、どんな商品を返礼品にするかのイメージを固めました。
ターゲット・コンセプト・狙い・目的・訴求ポイント・差別化問題という4つの視点から商品を考え、ミックスゼリーやマルミツサンヨーさんのもったいな果シリーズを活用したチューブゼリーなどを提案しました。
商品開発概要シートの作成や数十回にもわたる企画会議を重ねてどの商品にするか話し合いを重ねた結果、提灯モチーフのゼリーを作ることに決定しました。八女市の伝統工芸品である、提灯をつかうことで、八女の魅力が伝わるものに仕上げました。


プロジェクトに参加した
福高生6人の感想文を紹介します!
Yさん:大変だったことは、作りたいものが目指す場所にたどり着けているのか、目的からそれていないかなどを丁寧に確認していったことです。また、このプロジェクトは企業様と一緒に開発に取り組むことができたので、情報の連携の大切さも学ぶことができました。
Yさん:普段は体験できないような経験を重ねて商品が完成した時の達成感は今までにない嬉しさでした!また、工夫して困難を乗り越え、世界で一つの商品を作ることができたのはJCIの皆様や企業様のおかげです。とても貴重な経験でした。
Cさん:私はこの経験で商品企画の楽しさに気づきました。自分たちの意見と顧客のニーズを考えながら商品開発をすることは、私の将来の夢を見つけるきっかけになりました。また他校の方とも交流できたのでとても楽しかったです。
Tさん:私はこのプロジェクトを通して自分の意見が言えるようになってきたのを実感しています。自分たちが提案したものが実現するのは凄いことです。自信をもって過ごしてきた半年間のこの経験を大学でも活かしていきたいです!
Mさん:私たちは、高校生では体験できないような様々な経験をさせていただきました。企画会議で商品として形になっていく姿にとても感動しました。最後に準グランプリを受賞することができ、とても嬉しかったです。これからの将来に生かしていきたいです。
Rさん:私はこの経験を通して、思うようにいかないもどかしさを実感しました。発表前の準備段階ではプレゼンテーションの原稿を見らずにたくさん練習しました。発表会当日は、しっかり話すことができたのでよかったです!この経験を社会でも生かしていけたらいいなと思います。感謝感謝♡
準グランプリをいただけたのは、これまで企業様やJCIの皆様のご協力や福高生の頑張りがあったからだと思います。これらの経験をさせていただきありがとうございました!!